定年後にやってみたいこと。 ソロキャンプ

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最近、ソロキャンプがブームになっているようである。女性一人のソロキャンパーもいるようである。海外では女性一人ってのはちょっと信じられなしが、日本は安全なんだなと思う。

かつて日本でキャンプブームがあった。確か1990年大後半だったと思う。自分も家族を連れて、キャンプのベテランの友人に連れて行ってもらったことをよく覚えている。
その時は、オートキャンプが主流で車に道具を積み込んで、設営地の隣に車を駐車してキャンプするものであった。 確かにいまでもこういったキャンプが主流なのであろう。

キャンプをネットで調べていると、「ゆるキャン△」というのがヒットする。説明によると、2018年1月放送開始アニメ「ゆるキャン△」は山梨県を舞台にしたアウトドア好きの女子高生たちの日常とアウトドア体験を描いたアニメ作品。
とある。なるほど、アニメや映画がブームに火をつけることはよくあるが、これを見てと思うのが、キャンプなんてわれわれ親世代につれていってもらった経験しかない若い女子高生がキャンプをやるって。俺は君らを連れて行ってやった世代やぞ。よし、それなら

「自分もキャンプをやってやるぜ」

と相成ったわけである。単純な性格である。 自分の世代は、一度これをやろうと決めるとまず、「形から入る」傾向があって、まずは道具調査から入った。オートキャンプになると、道具は結構大げさになるし、登山キャンプは年寄にはハードルが高い。 ならば、バイクに荷物を積んでバイクキャンプだ。という結論に至った。「ゆるキャン△」そのものであり、結構乗せられやすい性格であることを自覚した次第。

ネットやYoutubeを観ながら、妄想を広げてゆく。道具の種類はたくさんあってどう選択するかでいろいろ悩む。機能性、軽量、コスパ等々。 昔の経験があるとはいえ、その時はベテランのキャンパーと一緒に行ったので、実のところ経験は無いに等しい。道具も一から揃えてゆくことにした。

キャンプの現場で忘れ物が内容に道具を分類してリスト化する作業をしてゆく。
道具の大分類は到着してからの作業をイメージして、以下のように決めた。

1.設営
キャンプ場に到着してまずやることは設営作業である。これに必要な道具と言えば、テント、タープ、テーブル、椅子といったもの。形を作らないと何も始まらない。
2.火力設備
キャンプはこの火おこしといった儀式で幕を開けるといってもよかろう。これには
道具にこだわりたい。なんせ儀式なのですから。ウッドストーブ、ガスボンベ、バーナー、固体燃料、液体燃料などなど。風防付でコンパクトで実用的なものを探してリストに書き込む。
3.料理用品、備品
キャンプの醍醐味は限られた調理用具で料理を作るということ。サバイバルゲーム気分を味わうにはもってこいの作業である。クッカー、ケトル、サバイバルナイフ、箸、調味料入れやケトルなどいろいろ。
4.電気などその他
ランタンといった、夜をまったりと過ごすための演出も重要だ。

これらをリスト化したものが、これになる。
Campgoods

一旦、必要と思われるものをリスト化して、それから具体的な製品を決めてゆくわけで、このリストはいまだ制作途中。 道具はやはり評判のいいものが基準となろうが、そうなると結構ブランドものが増えてゆきコストも上がろうが、やはりそこはこだわりたいところ。

 定年後に有り余るもの、それは時間。一人でまったりキャンプをして人生をいろいろ考えるのもいいのかもしれませんね。

参考にしたサイトの一部。キャンパーによる動画が秀逸です。
https://hinata.me/article/839665164783304406

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リタイアまでの準備と知識。

geralt / Pixabay

 サラリーマンを35年もやってきたので、社会保険料に関しては何の知識も入れてこなかった。税金のこともしかりで、「源泉徴収」という便利で無慈悲な徴税システムの中で、言われるままに税金を納めてきたわけである。

 50歳を過ぎてから、投資不動産を購入したきっかけで、不動産にかかる税金と確定申告に関しての関心が生じて、少し勉強するようになった。 また、海外生活が長いので、住民税を納付する必要がなかったという経験は、いかに日本はいろんな税金を徴収されているのかを知るきっかけとなった。

 これら税金に加えて「社会保険料」なるものの支払い義務がある。厚生年金保険料とか健康保険料というものだ。医療にかかったり、年金を受け取る際の受益者であることから文句を言うつもりはないが、50%負担ですむ会社員はまあいいが、フリーランスや自営業の人はは全額負担ということになる。これが結構な額であり、将来に向け、現在試算しているところである。 定年前の数か月間、高額な金額を受け取っている場合は、収入がなくなった翌年の支払いがきつい。 

 毎年、1月1日に日本に居住しているか否かで大きく差がでる。 つまり、来年2019年に日本に住んでいなければ、2019年の年収は0円という計算になって、2019年の住民税の支払い義務はなくなる。

 また、前の年の年収がどうなるかによって、次年度の税金が決まるわけであるから、定年してすぐに再就職することが賢い選択ではないことがわかる。

 こういった、税金や社会保障費の仕組みを正しく理解することが、今後の独立して生活をしてゆく際に重要な知識となる。 民間企業から給与を受け取っていた身から行政から保障費を受け取る身になるときは事前の詳細な検討が重要ということになる。

  

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人生100年時代という煽り。冷静に考える。

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最近、TVのコマーシャルでやたらと人生100年とかいうキャッチを目にするようになった。一見そうなのかと何も考えないでいると、その宣伝を鵜呑みにしてしまいそうになる。 人生100年を刷り込むことで得をするのは誰かなと考えてみた。

 まずは保険会社。これはもう間違いない。俺って100歳まで生きるの? 病気になったらどうするよ、心配だな、心配だな、そうだ保険に入っておこう。てな調子で「ご利用ありがとうございます」だ。

 次に、そうだな住宅販売、住宅建設メーカー。 この家もかれこれ35年か、いま60歳でローンも終わった。でも待てよ、100歳まで生きるとしたら、あと40年も住むことになるのか?
築75年の家なんて、古民家じゃん。いっそのことこの家売って便利なところにマンションでも買おうか? 「ご購入ありがとうございました」である。

 最後に、これが本命であるが、財務省。
人生100年の時代か? いま60歳だがまだまだ元気。よし継続雇用に応募しよう。何?65歳を超えて年金をもらう場合は支給年齢を上げれば上げるほど年金が増えるって?
よし、65歳を過ぎても働くぞ、これを繰り返して年金支給を受けるころには寿命を迎える。 「まだまだお元気じゃあないですか? どんどん働いて税金をしっかり収めてくださいね」という具合。

 仮に60歳から年金の支給を受けると30%減である、単純計算してみると、65歳で100万円受け取る資格のある人が30%減で70万円の支給を受けたとして、65歳になるときは70万円*5=350万円受け取ったことになる。さて、65歳から100万年受け取る人が、この350万円分に追いつくには、350万÷30万円/年=11年と7か月。この時に100万円受け取っていた人の年齢は65歳+11年7か月=76歳と7か月目。 後期高齢者である。何が嬉しい? 2016年の男性の平均寿命は81.9歳。77歳から82歳の5年間、その30万円多い年金で何をするのか、できるのか疑問です。

 自分の父親は69歳で亡くなったので、自分の寿命もここまでと思っている。それ以上生きればボーナスステージだ。そうなると、蟄居して慎ましく、断捨離してミニマリスト的生活をしてゆくつもりだから金もかからん。 

 人生100年時代、軽く受け流しましょう。

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 参考:
https://mainichi.jp/articles/20170728/ddm/002/040/061000c

 
 
 

定年後の手続き、一番重要なのは失業保険

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 定年すること=失業すること。であり、サラリーマン時代は毎月何があろうと口座に振り込まれていた給与なるものがなくなることを意味する。

 それを、ある一定期間カバーしてくれる、素晴らしい仕組みが日本には存在する。
「失業保険制度」である。退職理由や社会保障費支払い期間によって、給付金額は異なるが、一般的に日本のサラリーマンは継続的に雇用されてきた人が大半であろう。

 自己都合退職、会社都合退職と分類されているが、定年退職はどちらに分類されるか調べると、この中間的なものであった。 
例として挙げられているのは以下である。

25歳/自己都合退職/月給25万円/3年加入

日額=5,331円 日数=90日

40歳/自己都合退職/月給40万円/15年加入

日額=6,666円 日数=120日

55歳/会社都合退職/月給50万円/30年加入

日額=7,775円 日数=330日

 この会社都合退職というのは、会社が倒産するなどの結構レアケースに相当し、これに当てはまる人は少数はだと思う。じゃあ、シニア60歳で定年退職といった場合は自己都合でもないようだ。この場合は、失業保険給付期間は5か月、150日ということになる。5か月の間で再雇用するなり、事業を始めて、あるいは年金を前倒しで受け取って生きていってくださいということだ。失業保険の給付を受けようとすれば、ハローワークに行って、求職活動の痕跡(つまり働く気がある)の証拠が必要であるし、自動的に受け取れるわけではなく、いささか面倒なステップを踏む必要がある。

 詳しくは、以下の投稿を参照されたし。

https://taisyoku-shitara.com/shitsugyo-003.html

 また、以前は失業保険給付期間における、起業活動は結構厳しかったわけであるが(つまり起業準備をしていると失業給付の対象からはずされる)働き方改革の一環として緩和されたようだ。ただしあくまで準備であり会社の登記などをやれば給付対象ではなくなる。 自分なりに行政と相談して慎重に進めないと、受け取れるものも受け取れなくなる。ここは注意したいポイント。

 5ヶ月という期間は長いようで短い。事前にしっかりと計画をたてて失業保険給付終了後の生活基盤を見据えた動きをとりたいものである。そのためには定年前からの調査検討をお勧めする。

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SNSは結構シニアも利用しているとわかる調査。

LoboStudioHamburg / Pixabay

SNSを使用しているシニアの数って、たかが知れていると思っていたけど、この調査を見る限り、結構使っているじゃんって感じになります。

2019年8月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ

さすがに80歳を超える私の母や義父はスマホそのものも使っていないので、SNSとは縁がないが、50代、60代は全然ユーザー数でも20代、30代に見劣りしていない。 FacebookやLINEは特にいい線いっている。さすがにInstagramやTwitterは若者との乖離が目立つが、理由も推定できる。

Instagramは最近伸びている写真を中心とした発信であり、どちらかと言えばファッション系、デザイン芸術系的な印象があって、すでにFacebookなどで発信しているシニアが新たに使い始めるとは考えにくいし、Twitterなどは、これで何するん?って疑問が生じる。これといった目的もなく不特定多数に自分をさらすのをシニアは嫌悪する傾向があるからですね。

LINEはなんかスマホに標準装備化している感じで、子供とのコミュニケーションツールとして使われているという意味で納得できます。私の女房もいろんなスタンプ使って子供や友達とコンタクトをとっています。私はLINEが中国で使えない関係で、コミュニケーションはVPNを通したSKYPEが中心になります。前の記事でも言いましたが、中国でLINEに相当するSNSとしてWechat(微信)があり、これがコミュニケの標準SNSです。

そう考えると、シニアに向けた発信に関して、少し工夫をすれば広がりは加速すると考えています。


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